リフォームでベランダを作るのはおすすめ
家を建てる際、コストの面からベランダを設置しないケースも少なくありません。しかし、ベランダには様々なメリットがあります。まず、洗濯物が干せる点です。服や下着などの小物類はもちろん、布団を干すスペースも十分にあります。また太陽光や自然の風によって、殺菌できる上にしっかりと乾かすことができます。一方、ベランダや庭がない住宅では、室内干しやコインランドリーを利用するのが基本です。室内干しは乾燥機などを用いると電気代がかかりますし、臭いもこもりがちです。コインランドリーでは一気に乾かせますが、回数を重ねるほど費用がかさみます。細かな出費をなくすためにも、ベランダの設置がおすすめなのです。
ベランダのメリットには、物置として活用できることも挙げられます。例えば、災害用の備蓄品です。箱買いした水やテントなど、場所を取るようなものを置いておけます。ただし、食品や水は太陽光や気温の変化に弱いため、直射日光が当たらないようにカバーをかけるなどの工夫をしましょう。また、出す予定のゴミを置いておくのもおすすめです。室内に長時間置きっぱなしだと臭うため、ベランダを一時的なゴミ置き場として活用できます。ただ、カラスに中を荒らされたり、虫がわいてくる場合があるため、蓋がついたゴミ箱に入れておきましょう。
家庭菜園が好きな人は、ベランダで行うことができます。スペースは限られますが、プランターで果物や野菜を育てたり、花を飾ってみるなど、工夫次第で自由自在に楽しめます。また、ちょっとした息抜きをしたくても外出が難しい場合は、ベランダで思いっきり外の空気を吸うことも可能です。コンパクトな椅子とテーブルを置けば、景色を眺めつつリラックスすることもできます。このように、ベランダを設置することのメリットは豊富に挙げられます。リフォームの料金はかかりますが、様々なメリットを踏まえると決して無駄にはならない出費です。是非検討してみてください。