階段に手すりをつけるリフォームについて
自宅の中でも階段は事故が発生しやすい場所だといえるでしょう。というのも、階段の段差につまずいて転んでしまうリスクがあるからです。とりわけ足腰の筋力が弱っている高齢者が暮らしている場合、そのリスクは高くなるといえます。家族が安心して家で生活するためにも、階段の手すりは必要不可欠だといえます。リフォームで手すりをつけることで、階段の昇降時にしっかりとつかんで体を支えることが可能です。したがって、手すりは階段での事故防止対策として非常に有効です。
階段に手すりを設置する際、リフォーム費用を浮かせるために自分で行うという方は少なくありません。しかしながら、何も知識がない素人がリフォームを行うとしっかりと手すりが設置されず、トラブルを招く恐れがあります。また、手すりを設置する際には、利用者が使いやすいような位置に取り付けなければいけません。例えば、身長よりも高すぎる場所に手すりを取り付けると、利用者は手を伸ばした状態でつかまなければいけません。そのため、歩きにくく、使い勝手が悪くなってしまいます。また、その逆に低い位置に設置すると、手すりをつかみ損ねて転倒するリスクが高まります。リフォームの業者に依頼すれば適切な位置に手すりを取り付けてくれるので、安心です。
リフォームを行うとなると、費用がどのくらいかかるのか気にする方は少なくありません。階段に手すりを取り付ける費用は、手すりの材質や階段の形状によって変わっていきます。手すりの材質が木質の場合、価格が一番安くなります。しかしながら、アイアンなどデザイン性を重視した材質、異なる材質のものを選ぶとリフォーム費用は高くなります。その他にも、踊り場が全くないストレート階段、回り階段などの階段の形状の違い、手すりの数、手すりの長さなどによっても異なります。リフォーム業者では、見積もり時にどのくらいの価格になるのかはっきりと伝えてくれます。そのため、見積もりを参考にリフォームを考えるといいでしょう。